捻挫の初期対応

このコロナ禍で運動やスポーツに制限がかかっていましたが少しずつではありますが学生スポーツなど再開されてきましたね。

自粛にて、フィットネスの仕上がりが不安定なのと、この暑さも伴い、予期せぬ、足の捻挫や不調なども出やすい時期ですので皆様もご注意ください。

熱中症でも症状のひとつに、こむら返りがあるように、熱中症までにいかなくても、足がダルい、なんかふわふわすると言う症状から階段や段差で捻挫の症状が増えています。

そこで今日は、捻挫の初期対応のお話をさせて頂きます。

そもそも、捻挫とは?

捻挫は、運動中のアクシデントや日々の生活で転倒した際などに、手首や足首をひねり、骨と骨を繋ぎの役割をしている関節部分が傷つくことで起こります。

運動許容範囲を超えて負荷がかかるときに起こる外傷です。
ひどい場合には骨や靭帯が傷つき骨折や靭帯断裂の可能性があります。

捻挫には3段階の重症度で表すことができます

1度損傷 靭帯が一時的に伸びてる程度

2度損傷 靭帯の一部が切れている状態(靭帯部分断裂)

3度損傷 靭帯が完全に切れていて関節が不安定な状態(完全断裂)

ひねった度合いにより靭帯だけでなく筋肉や腱が傷ついたり、ひどい場合は靭帯に引っ張られて骨の一部がはがれ剥離骨折する場合もあります。

捻挫した!と思ったらまずはRICE処置を!

RICE処置とは
「Rest」安静にする
すぐに安全な場所に移動し、座る、横になっるなどをして、怪我をした所を動かさず、安静に保つことです。

「Ice」冷やす
患部を氷や冷却剤で冷やすことです。
15分ぐらい冷却すると患部がピリピリと痛みはじめ、やがて無感覚になってきます。 そこまで冷却できたら一度外し、再び痛みが出て来たら氷をあてるようにします。 これを24時間~48時間ほど続けます。
低温をあて続けると凍傷になるので注意してください。

「Compression」圧迫・固定する
患部を圧迫して出血や腫れを防ぐ方法です。 足首の捻挫は腫れや内出血をひどくすると痛みが強くなり、治るのに時間がかかることがあるようです。
また患部を固定する時に同時に「Ice」氷で冷やすを行っても良いです。

「Elevation」挙上する
患部を心臓より高い位置に保ち続けることです。これにより、患部の内出血を防ぎ、腫脹を防ぐとともに、膨張の軽減を図ることが目的とされています。
これにより痛みが緩和することも出来ると言われています。
方法は仰向けに寝て足を心臓より高い位置に上げます。
足を支えるために椅子や台、クッションなどで高さを調整し、患部を乗せるといいです。

順番は関係なく、優先して行うことの頭文字でRICEと呼んでいます。

再発防止策は?

1.十分な準備運動をする
準備運動やストレッチが欠かせません
ストレッチとは柔軟性と可動域を高めることが出来ます。

2.サポーター・テーピングをする
治療後のケアや予防などに使われます。
関節を保護し、痛みを和らげ、再発防止しに働きます。

3.コラーゲンとカルシウムを摂取する
コラーゲンはタンパク質の1種で体を構成するタンパク質のおよそ30~40%占めていると言います。骨折・捻挫・アキレス腱の怪我の予防や回復などに効果的です
私たちは関節の可動域を上げて、脳の思う通りに足を動かしやすいようにコントロールしたり、体幹バランスを整える事により、バランスよく足を使えるようにサポートさせて頂いております(^^)

何か御相談などありましたらご気楽に「みわ鍼灸整骨院」までご連絡ください。

アドバイス、サポートなど色々させていただきます。
これからも健康に対する、豆知識などを発信させて頂きますのでよろしくお願いいたします

オスグッド病とは

今回はオスグッド病と言う病気です。
スポーツをする子供に発症しやすいです。 成長痛ではないので、しっかりと治療をしましょう。

症状
脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛がります。時には、赤く腫れたり、熱を持ったりします。休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
発育期のスポーツ少年に起こりやすいのが特徴です。

原因と病態
10~15歳の成長期の子供が、跳躍やボールをけるスポーツをし過ぎると、発生します。
太ももの筋肉はお皿を経由して膝を伸ばす力のして働きます。
この時期は急激に骨が軟骨から成長する時期です。

診断
診断は特徴的な上記症状と同部の圧痛や隆起である程度可能ですが、X線(レントゲン)検査を行うことで確定します。

予防と治療
成長期の一過性の病気で、成長が終了すると、多くは治癒します。この時期はスポーツを控えることが大切です。
上記の症状を強くさせないためには、大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどを行います。

スポーツ復帰
痛みがなくなればスポーツは可能です。
発症後3~6ヵ月はスポーツをすると症状が強くなるので、スポーツ前後に上記ストレッチングやアイスマッサージ、サポーターなどをした上でのスポーツすることをお勧めします。

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