『どうしよう?』より『こうしよう!』で悩んでみませんか?

こどもはり師・鍼灸師として、小さいお子様から子育てがひと段落した方まで施術に来られます。いろんな方の話聞いていて、『子育てそんなにしんどくなかったな』と言う意見もあります。

子育て=しんどい・大変

そんなイメージですが、そうではない意見もあったりして面白いなと思います。

『どうしよう?』ではなく、『こうしよう!』で悩んでみませんか?

子育ても仕事も上手くいかない事や、思い通りにならない事の繰り返しです。そんな時に、『どうしたらいいんだろ?』『どうしてできないの?』『どうしてちゃんとしないの?』なんて思う事もあると思います。

そんな時は、『次はこうしてみよう!』『こうしてみたらいいんじゃないかな?』いう声かけにしてみてはどうでしょうか?そうすると、言われた方も失敗ではなくてチャレンジした結果であって、次の方法はできるかも。。と次に繋がるし、経験や体験を1つ積み重ねた事になります。

そして、その方がママも気持ちがしんどくならないように思います。『~しなさい!』の気持ちは自分(親)に主導権がありますが、『~してみたら?』と言うと相手(子供)に主導権があります。

子供には、『言われたからやった、やらなかった』ではなく、『こうしようと思ったからやった、やらなかった』と自分で考えるようになって欲しい。

大人も子供も、誰かが言ったからとか、人の意見で動いていると人のせいにしたり、不平・不満がでてしまいます。自分がすると決めた事は失敗も成功もすべて自分の経験になるように思います。そんな経験も子供の時から積み重ねて欲しいと考えております。

親から離れて自立していくその日まで、出来るだけたくさんの経験を積んで社会で悩みながらも思いきり楽しんで欲しい。その為にコツコツと声かけをしていきたいと思う日々です。声かけは何歳からとかではなく、まだ言葉も話せない0歳児から始まっているように思います。I(私)メッセージでいいので、たくさんお話してあげて下さいね!

同じ悩みでも自分の心持ちで違って見てたりします。今ある悩みを『プラス言葉』に変換してみる事で肩の力を抜いてみませんか?

もし、自分ではできないよ!どうしたらいいの?と思った時は、聞いてみるのもいいと思います。そんな考えもあるのか!と発見したりして楽しいですよ!

「子供にごめんね」と言ってしまうお母さんへ

子育ては他人と比べる必要なんかない。自分がどう感じたり、どう向き合うのかが大切だと思います。

お母さんがいつも家に居てるお家。お母さんが働いているお家。いろんな家庭があります。

お母さんはたくさんの知識や経験の中で、出来てない事があると子供に申し訳なく思ったり、もっと何かしてあげたいとか思ってしまいます。

『子供はどう思ってるのかな?』と考えてみると、その環境は普通なのかもしれない。

お母さんは自分の「理想」の子育てと違うと申し訳なかったり、出来てない自分にへこんだり。。。その理想より、子供はお母さんとの「今」を感じてるんだと思います。

他の家族は良く見えます。他の子供は賢く見えます。「となりの芝生は青く見える」けれど、それぞれ悩みがあって過ごしていると感じます。

子供とっては、自分の家族の形が「普通」であり「日常」なのです。だからお母さん!他のお母さんより子供との時間が少なくてごめんね。他の家庭より出来てなくてごめんね。いいお母さんでなくてごめんね。なんて思うことないです。子供にとってはそんな家庭やお母さんが「普通」です。大きくなると良くも悪くも他の家庭と自分の所は違うなと感じる所はあるとおもいますが、自分はこれでいい。こんな家庭もある。家族の笑顔の多い選択肢をしよう。そんな「覚悟」をする事で前に進めるように思います。

子供はお母さんが大好きです。「してもらえてない」なんて思ってません。お母さんも子供が大好きです。「してあげたい」気持ちでいっぱいです。

お互いに想いあってるのに、すれ違う時があります。そんな時は知恵と経験のある大人ができる事があると思います。言葉かけやコミュニケーションが多いとすれ違いが減るのではと考えています。その一つになればと親子や夫婦の『ツボコミュニケーション講座』をしたりしております。

子育てという答えのない事にどう向き合うか考えたりする事はしんどい事も多いと思います。悩むのは子育てとちゃんと向き合おうと考えている、と言う事。他人事ではありません。「大変かどうかは自分が決める」のですが、迷ってしまい、自分が決める事にしんどい時があります。そんな時は1人で悩まないで下さいね!皆同じように悩んでいます。その、小さな「覚悟」の繰り返しが母として強くさせてもらってるように思います。

知らず知らずのうちに肩に力が入ってませんか?最近背中が丸くなり呼吸が浅くなっている方が多いように思います。ゆっくり深呼吸してみて下さいね!